鼠径ヘルニア手術の重要性!
今回は「鼠経ヘルニア(脱腸)」についてお話ししたいと思います。
一見すると軽い症状に感じるかもしれませんが、実は放置しておくと重篤な合併症につながる可能性もある病気です。
「痛みが軽いから大丈夫」「年のせいだろう」と思っている方も少なくありませんが、鼠経ヘルニアは自然に治ることはなく、根本的な治療には手術が必要です。
この記事では、鼠経ヘルニアの基本的な知識から、手術の重要性、タイミング、そして術後の生活について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
目次
1.何科を受診したらいいの?
2.鼠経ヘルニアの手術が必要な理由
3.手術が怖いと感じる方も安心!
4.最後に
1.何科を受診したらいいの?
鼠径ヘルニアで悩んでいる方、どの科に行けばいいか迷いますよね?
そんな時は、外科か消化器外科が適切な診療科です!鼠径ヘルニアは、お腹の中の臓器が鼠径部(太ももの付け根)に出てきてしまう病気。
これには手術が必要な場合が多いので、外科専門医に相談するのが一番。
最近では、日帰り手術を行っている専門のクリニックも増えてきているので、手軽に治療を受けることができますよ!
もし迷ったら、まずはかかりつけの医師に相談してみてくださいね!
2.鼠径ヘルニアの手術が必要な理由
鼠径ヘルニアは自然に治ることはありません。
放っておくと、腸や内臓が飛び出したまま戻らなくなる「嵌頓」という状態になることも…。
これは緊急手術が必要な危険な状態です。
手術を早めに受けることで、症状が悪化する前にしっかり治療でき、日常生活への影響を最小限に抑えられます。
3.手術が怖いと感じる方も安心!
手術を受けることに不安を感じる方も多いかもしれませんが、現代の医療はかなり進化しています。
麻酔や手術のリスクも低く、安全に行うことができます。
~安心のポイント~
●麻酔:局所麻酔や全身麻酔を使い、手術中は専門スタッフがしっかりサポートしてくれます
●低リスク:手術は比較的簡単で、腹腔鏡手術など体への負担が少ない方法もあります
最後に
鼠径ヘルニアは早期に手術をすることで、後々のトラブルを防ぎ、健康を守ることができるんですね
監修医師 大柄 貴寛
国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 日本屈指の高度な専門施設、クリニックで消化器内視鏡・外科手術治療を習得後、2024年東京新宿RENA CLINIC開院。