痔のレーザー治療とは? 痛みを抑え回復の早い新しい選択肢
こんにちは、東京新宿RENACLINICです!
「痔の治療って痛そう」「手術ってなんだか不安…」そんなイメージ、ありませんか? 実は今、痔の治療にも『レーザー』という新しい選択肢があるんです。
痛みをグッと抑えて、回復も早いのが特徴で、「仕事で忙しいから早く治したい!」という方にもぴったり。
今回はそんな痔のレーザー治療について、わかりやすくご紹介していきます!
【目次】
- 痔とは?症状と原因を知ろう
- 従来の治療とレーザー治療の違い
- 痛みを抑え、回復も早いレーザー治療
- 治療の流れと日常生活への影響
- 治療費用と注意点
- まとめ
1.痔とは?症状と原因を知ろう
痔は多くの人が経験する可能性のある身近な病気です。
代表的な種類には、いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、あな痔(痔瘻)の3つがあります。
この中でも特に多く見られるのが痔核で、肛門周囲の血管がうっ血して腫れたり、出血や脱出が見られたりします。
主な原因は、便秘や長時間の座位、排便時のいきみ、出産などです。
最近では、デスクワークやスマートフォンの長時間使用による血流悪化も一因と考えられています。
また、生活習慣の乱れやストレスが症状を悪化させることもあります。
痔は「恥ずかしいから」と受診をためらう方が多い一方で、早めに対処すれば薬や生活改善で治ることも少なくありません。
ただ、症状が進行してしまった場合は、外科的な治療が必要になるケースもあります。
その中でも注目されているのが、体への負担が少ない「レーザー治療」です。
2.従来の治療とレーザー治療の違い
これまでの痔核治療では、保存療法(軟膏・坐薬)、注射療法、手術療法などが選択されてきました。
軽度であれば薬や生活指導で症状が改善することもありますが、重症になると外科的な切除手術が必要とされることもあります。
従来の切除手術は確実性が高い反面、出血や痛み、術後の回復に時間がかかるといった課題がありました。
入院を必要とする場合もあり、仕事や家庭への影響が大きくなるケースも見られます。
こうした背景の中で登場したのが「レーザー治療」です。
これは、 組織にレーザーの熱エネルギーを照射し、確実性を担保したまま縮小・消退させる方法です。
出血が少なく、痛みも抑えられ、さらには術後の回復期間も大幅に短縮できるのが特徴です。
また、東京新宿RENA CLINICのレーザー治療は局所麻酔及び静脈麻酔で行われ、日帰りで対応が可能です。
仕事を休みにくい方や、術後の負担を抑えたい方にとって、非常に魅力的な治療選択肢となっています。
3.痛みを抑え、回復も早いレーザー治療
レーザーによる痔核治療の大きなメリットは、 「痛みの少なさ」と「回復の早さ」です。
痔の治療=痛い、というイメージを持たれている方も多いですが、
レーザー治療では痔核を物理的に切除するのではなく、非常に高いエネルギーで、組織を内部から蒸散させるため、組織へのダメージが最小限に抑えられます。
さらに、治療にかかる時間は10〜20分程度と短く、術後も30分~1時間程の院内安静後には徒歩での帰宅が可能です。
術後の痛みは軽度で、日常生活への影響もわずか。
多くの方が翌日から普段どおりの生活に戻っています。
出血のリスクも低く、排便時の違和感や軽い腫れなどが出る場合もありますが、ほとんどが数日で落ち着きます。
術後の経過観察や再診も比較的簡素で、仕事や家事などのスケジュールを大きく崩すことなく治療できるのも嬉しいポイントです。
何より、体に優しく、生活の質を保ちながら治療できるという点で、レーザー治療は現代のニーズに合った新しい選択肢といえるでしょう。
4.治療の流れと日常生活への影響
レーザー治療は、初診から治療、アフターケアまでが比較的シンプルに進むのも特徴です。
まずは問診と視診・肛門鏡による診察で症状を正確に把握します。
画像診断を併用することもあり、痔核の状態や個数、出血の有無を丁寧に確認したうえで、適応かどうかを判断します。
治療が適応と判断された場合、後日の予約または当日の施術となります。
治療時間は短く、局所麻酔または静脈麻酔で対応可能なため、麻酔からの覚醒後も体調に問題がなければすぐに帰宅できます。
術後の注意点としては、1週間程度は刺激物やアルコールを控え、排便に注意することが挙げられます。
硬い便やいきみは再発の原因にもなるため、食物繊維や水分を意識して摂ることが重要です。
経過が良好であれば通院も短期間で終了します。
生活のリズムを保ったまま治療ができる点は、忙しい現代人にとって非常に大きなメリットといえるでしょう。
5.治療費用と注意点
レーザー治療は自由診療(保険適用外)となります。
痔の種類や状態により実際の費用は異なりますので、診察後に医師にご相談ください。
まずは診察を受け、自分の症状に合った治療法を医師と相談することが大切です。
6.まとめ
痔のレーザー治療は、切らずに済む低侵襲な方法でありながら、確かな効果が期待できる新しい治療法です。
痛みや出血を抑え、短時間で治療が完了し、日常生活への影響も最小限。
忙しい現代人にとって非常に心強い選択肢といえるでしょう。
自由診療のため費用はかかりますが、その分、快適で安心な治療を受けられるメリットがあります。
症状に悩んでいる方は、まずは早めの相談が大切です。
監修医師 大柄 貴寛
国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 多くの病院、クリニックで消化器内視鏡・外科治療を習得後、
2024年東京新宿RENA CLINIC開院。