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食道ポリープ、気づいていますか?初期症状と早期発見のポイント

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食道ポリープ、気づいていますか?初期症状と早期発見のポイント


「飲み込みにくさを感じる」「胸の違和感が続く」――これらの症状、もしかすると食道ポリープのサインかもしれません。

食道ポリープは、初期段階では自覚症状が少ないことが多く、気づかないうちに進行してしまうことがあります。

しかし、早期に発見し適切な対処を行うことで、治療の選択肢が広がり、予後の改善が期待できます。

今回は、食道ポリープの初期症状と早期発見の重要性について詳しくご紹介します。

 

目次

  1. 食道ポリープとは?
  2. 初期症状の特徴
  3. 早期発見の重要性
  4. 診断と検査方法
  5. 治療法と予後

1. 食道ポリープとは?

食道ポリープは、食道の粘膜にできる良性の腫瘍で、通常は数ミリから数センチの大きさです。

多くは無症状で、健康診断や内視鏡検査で偶然発見されることが多いです。

 

ポリープの原因は明確ではありませんが、慢性的な炎症や胃酸の逆流などが関与していると考えられています。

ポリープの中には、がん化する可能性があるものもあるため、早期の発見と適切な対応が重要です。

2. 初期症状の特徴

食道ポリープの初期段階では、以下のような症状が現れることがあります

  • 飲み込みにくさ(嚥下困難)

  • 胸の違和感や痛み

  • 食後のつかえ感

  • 喉の異物感

これらの症状は、他の消化器系の疾患と類似しているため、自己判断せずに専門医の診断を受けることが重要です。

3. 早期発見の重要性

食道ポリープは、初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な健康診断や内視鏡検査を受けることで早期に発見することが可能です。

早期に発見されたポリープは、がん化のリスクが低く、治療も比較的容易です。

しかし、放置するとポリープが大きくなり、がん化する可能性が高まります。

早期発見と適切な対応が、予後を大きく改善する鍵となります。

 

4. 診断と検査方法

食道ポリープの診断には、以下のような検査が行われます

  • 内視鏡検査(胃カメラ):食道の粘膜を直接観察し、ポリープの有無や大きさを確認します。

  • 生検:ポリープの一部を採取し、病理検査を行うことで良性か悪性かを判断します。

  • 画像検査:CTやMRIなどを用いて、ポリープの広がりなどを確認します。

これらの検査により、ポリープの性状や進行度を正確に把握し、適切な治療方針を決定します。

5. 治療法と予後

食道ポリープの治療法は、ポリープの大きさや性状、患者様の全身状態などを考慮して決定されます。主な治療法には以下があります

  • 内視鏡的切除:ポリープが小さい場合、内視鏡を用いて切除することが可能です。

  • 外科的切除:ポリープが大きい場合や内視鏡での切除が難しい場合、手術による切除が検討されます。

  • 経過観察:良性で症状がない場合、定期的な検査を行いながら経過を観察します。

治療後は、再発の有無や合併症の有無を確認するため、定期的なフォローアップが必要です。

まとめ

食道ポリープは、初期段階では自覚症状が少ないため、定期的な健康診断や内視鏡検査を受けることが重要です。

早期に発見し、適切な治療を行うことで、予後を大きく改善することが可能です。

東京新宿RENACLINICでは、食道ポリープの診断から治療、フォローアップまで一貫して対応しております。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

 

監修医師   大柄 貴寛
国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 日本屈指の高度な専門施設、クリニックで消化器内視鏡・外科手術治療を習得後、2024年東京新宿RENA CLINIC開院。

 

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