こんにちは!東京新宿RENA CLINICです!
「切れ痔(肛門裂傷)」がつらいけど、手術ってどんな方法で行われるのか気になりますよね。
痛みや不安を少しでも軽減できるように、今回は手術方法についてわかりやすく解説します!
目次
- 切れ痔ってどんなもの?
- 手術が必要なタイミング
- 切れ痔の手術方法
- 手術後の回復
- 手術を受けた後の生活
- 最後に
1. 切れ痔ってどんなもの?
切れ痔は、肛門の皮膚が裂けてしまう痛みを伴う状態です
排便時に強く痛み、出血を伴うこともあります。
長引くと、症状が悪化して日常生活にも支障をきたすことがあります。
2. 手術が必要なタイミング
手術が考慮されるのは、以下のような場合です
- 薬や生活習慣の改善では治らない場合
- 再発を繰り返す場合
- 強い痛みや出血が続く場合
「治らないかな?」と悩んでいる方、早めに医師と相談してみましょう。
3. 切れ痔の手術方法
切れ痔の手術にはいくつかの方法がありますが、どれも確実に回復を目指したものです!
では、具体的な手術方法を見ていきましょう。
保存療法から手術へのステップ
まずは、薬や食生活の改善を試みますが、それでも改善しない場合に手術を行います。手術方法は主に2種類あります。
【肛門裂傷の切除手術】
これは、肛門にできた裂け目を切り取る手術です。裂け目の部分を丁寧に取り除き、傷口を縫合します。
この方法は比較的シンプルで、回復も早いことが多いです!
- メリット: 痛みが早く改善し、再発しにくい!
- デメリット: 一度に切るため、術後の回復期間が少し必要です。
【肛門括約筋温存手術(スフィンクター保存手術)】
切れ痔が深刻で、肛門の筋肉を温存したい場合には、括約筋を傷つけないように切れ痔を治療する方法があります。
これにより、肛門機能を保ったまま治療が可能です。
- メリット: 肛門機能を守りつつ治療!
- デメリット: 少し難易度が高いので、医師の経験が大事です。
【放置療法】
最近では、手術ではなく「放置療法」を試すクリニックも増えてきています。
薬と生活習慣をしっかり見直し、なるべく自然治癒を促すアプローチです。
治療法としては、手術を避けたい方におすすめです。
4. 手術後の回復
手術後は、しばらく痛みを感じることがありますが、痛み止めを使って安心して過ごせます。
- お風呂: 手術後は温かいお風呂が回復を助けます。お湯に浸かってリラックスしましょう。
- 食事: 食物繊維を意識して、便を柔らかくすることが大切!
- 生活習慣: 便秘を避けるために、適度な運動や水分補給も心がけてください
5. 手術を受けた後の生活
手術が終わったら、無理せずしっかり回復期間をとることが大切です。
最初は少し体調に気をつけて、ゆっくり過ごしましょう。
3〜4週間ほどで通常の生活に戻れることが多いですが、再発を防ぐためにも生活習慣の見直しは忘れずに!
6. 最後に
切れ痔の手術にはいろいろな方法がありますが、どれも回復に向けてしっかりサポートしてくれる方法です!
早期に手術を受けることで、痛みの軽減や再発防止が期待できます。
痛みや不安がある方は、勇気を持って医師に相談してみてください。
あなたの健康を大切に!手術後、元気に日常生活を取り戻せるように、しっかりとした準備と回復を心がけましょう!
監修医師 大柄 貴寛
国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 日本屈指の高度な専門施設、クリニックで消化器内視鏡・外科手術治療を習得後、2024年東京新宿RENA CLINIC開院。