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大腸ポリープの切除手術について詳しくご紹介

COLUMN コラム

大腸ポリープの切除手術について詳しくご紹介

大腸ポリープが見つかった場合、適切な治療を早めに受けることが大切です。

今回は、大腸ポリープの切除手術について、ポイントを絞ってわかりやすくご紹介します。

目次

  1. 大腸ポリープ切除ってどんな手術?
  2. ポリープの種類とそのリスクについて
  3. どんな方法で切除するの?
  4. 手術後の注意点
  5. 手術の費用は?
  6. 大腸ポリープは早期発見が重要

1. 大腸ポリープ切除ってどんな手術?

大腸ポリープが発見された場合、最も一般的な治療法は「内視鏡的切除手術」です。

内視鏡を使ってポリープをその場で取り除く方法で、なんと日帰り手術が可能なんです。

手術後、すぐに自宅に帰れるので、生活に与える影響が最小限です。

非常に効率的な治療法として、多くの患者さんに選ばれています。

2. ポリープの種類とそのリスクについて

ポリープにはいくつか種類があり、それぞれのリスクも異なります。

早期に発見して対処することが重要です。

腺腫性ポリープ

がん化するリスクがあるため、特に注意が必要です。

大きくなると、がんの発生リスクが高まります。早期に発見し、切除することがカギとなります。

過形成性ポリープ

がん化するリスクは少ないですが、ポリープが大きくなると注意が必要です⚠️

定期的に検査して、進行を確認することが大切です。

炎症性ポリープ

基本的にはがん化することはなく、安心していることができます。

若年性ポリープ

良性ですが、複数個ある場合は注意が必要です。

特に症例が複数ある場合は、医師の確認を受けてください。

3. どんな方法で切除するの?

ポリープの大きさや形によって、手術方法も異なります。代表的な方法を2つご紹介します。

ポリペクトミー

内視鏡の先端にあるワイヤーを使ってポリープを切り取る方法です。

この方法が一般的で、非常に効果的です。

EMR(内視鏡的粘膜切除術)

ポリープを浮かせてから切除する方法です。

大きめのポリープや、ポリープが粘膜層に深く根付いている場合に使用されます。

どちらの方法も内視鏡を使って行うため、傷口が小さく、回復が早いです。

4. 手術後の注意点

手術後は、少し生活制限があります。術後1週間程度は、以下のことを避けましょう

●激しい運動を避ける

●飲酒を控える

これらは出血や腸に穴が開くリスクを防ぐためです。

手術後の注意を守り、安静に過ごすことが重要です。

5. 手術の費用は?

この手術には健康保険が適用されるため、自己負担額は比較的少なくなります。

ポリペクトミーやEMRを行う場合、だいたい2〜3万円程度が目安です。

具体的な金額は病院によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

6.大腸ポリープは早期発見が重要!

大腸ポリープは早期に発見して適切に治療することで、がん化のリスクを大きく減らすことができます。

定期的な検診を受けて、健康をしっかり守りましょうね。

自分の体を大切に、早めに対処することが重要です。

健康管理、しっかりと行っていきましょう。

 

監修医師   大柄 貴寛

国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 日本屈指の高度な専門施設、クリニックで消化器内視鏡・外科手術治療を習得後、2024年東京新宿RENA CLINIC開院。

 

 

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