胆石症について知っておこう
こんにちは!今日は多くの方が気になっている「胆石症」について、少し掘り下げてお話しします。
実は、30代~50代の方々にとっても、胆石症は身近な病気です。
生活習慣を見直すことで予防できることも多いので、ぜひ知識を深めておきましょう!
目次
- 胆石症とは?
- 胆石症が気になるのはなぜ?
- 症状にはどんなものがあるの?
- 予防するためにできることは?
- もし胆石症になったら?
- まとめ
1.胆石症とは?
胆石症は、胆嚢という臓器に石(胆石)ができる病気です。
胆嚢は、肝臓で作られた胆汁をためておく袋のようなもの。
その中に胆石ができると、食事後に痛みを感じたり、他の症状が出たりします。
特に30代~50代は生活習慣が大きく影響してくるので、この年代での予防が大切です!
2.胆石症が気になるのはなぜ?
普段の生活の中で、食生活が偏りがちになったり、運動不足になりがちな方も少なくないと思います…。
実は、これが胆石症のリスクを高める原因になります。
【胆石ができる原因】
- 食べ過ぎ、脂っこい食事:特に外食が多いと、脂肪分が多くなりがち。コレステロールが過剰になると胆石ができやすいです。
- 運動不足:仕事や家庭の忙しさで運動不足になると、胆嚢の働きが悪くなり、胆石ができやすくなります。
- 肥満:体重が増えると、胆汁中のコレステロールが固まりやすく、胆石ができるリスクが上がります。
3.症状にはどんなものがあるの?
- 右上腹部の痛み:食後に感じることが多いです。特に脂っこい食事の後は要注意!
- 吐き気や嘔吐:消化不良のような症状が現れることも。
- 黄疸(肌や目が黄色くなる):これは胆石が胆道を塞いでしまうことで起こります。
このような症状が現れたら、すぐに病院を受診することが大切です!
早期発見がカギとなります。
4.予防するためにできることは?
1. 食事を見直す
- 野菜や果物を意識的に摂取
- 脂肪分を控える:特に外食やファストフードは要注意です。
- 食物繊維を多く摂る:食物繊維が豊富な食事は胆石予防に効果的です。
2. 定期的な運動を習慣に
- 軽いウォーキングやジョギングが効果的。毎日30分の運動を目指すといいですね。
- 仕事が忙しくても、通勤時に歩く距離を増やしたり、エレベーターではなく階段を使うだけでもOKです!
3. 体重管理を意識する
- 適正体重を維持することが大事です。
急激なダイエットではなく、無理なく健康的に減量を目指しましょう。
5.もし胆石症になったら?
胆石症が疑われる症状があれば、まずは病院で検査を受けましょう。
胆石が小さいうちは経過観察で済むこともありますが、大きくなったり症状がひどくなる前に治療が必要です。
治療方法としては、胆嚢摘出手術(腹腔鏡手術など)が一般的です。
この手術は、入院期間も短く、回復が早いので安心です。胆嚢を取ってしまうことで、胆汁の流れがスムーズになり、症状も改善されます。
東京新宿RENACLINICでは、腹腔鏡を使用した日帰り胆嚢摘出術を行っています。
7.まとめ
30代~50代のみなさん、仕事や家庭の忙しさでつい生活習慣が乱れがちですが、胆石症は予防や早期発見がカギです!
健康的な食生活と運動習慣を意識しながら、元気に過ごしましょう。
万が一、胆石症の症状を感じたら、早めに専門医に相談することが大切です。
自分の体を大切にすることが、未来の健康に繋がりますよ。
監修医師 大柄 貴寛
国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 日本屈指の高度な専門施設、クリニックで消化器内視鏡・外科手術治療を習得後、2024年東京新宿RENA CLINIC開院。