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「便秘でみぞおちが痛い?~つらい原因と対処法を徹底解説~」

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「便秘でみぞおちが痛い?~つらい原因と対処法を徹底解説~」

「また、みぞおちがキリキリ…これって便秘のせい?」そう感じたこと、ありませんか?

「食べ過ぎかな?」と軽く考えて済ませがちですが、実は便秘が原因で上腹部に痛みや違和感が現れるケースも少なくありません。

特に胃下垂傾向の方や過敏性腸症候群の方では、腸の動きが悪くなることで腸が胃を圧迫し、みぞおち周辺に不快感や痛みが出ることがあります。

この記事では「便秘でみぞおちが痛い?」とお悩みの方に向けて、その原因、見落としがちな病気、生活習慣の改善方法、そして必要なときの受診タイミングまで、

プロの視点でわかりやすく解説します。東京新宿RENACLINICでも日々向き合う、気になる症状ですので、ぜひ最後までご覧ください。

 

目次

  1. みぞおちの痛みと便秘の関係とは?
  2. 便秘以外に考えられるみぞおち痛の原因
  3. 便秘によるみぞおち痛の具体的な改善法
  4. こんなときは要注意!受診を検討すべき症状
  5. 東京新宿RENACLINICがすすめるセルフケア法

1. みぞおちの痛みと便秘の関係とは?

便秘で腸内に便が溜まると腸が伸びたり位置がズレたりして、上部消化管付近を圧迫することがあります。

 

特に胃下垂や過敏性腸症候群の方では、排便異常とともに「お腹が張る」「みぞおちがキリキリ痛む」といった症状がよくみられます。
また「ねじれ腸」のように腸の形状異常がある場合、同じ部分に痛みが集中しやすく、「いつもみぞおちが痛い」という症例も報告されています。

 

このような状態が続くと、腸の蠕動もスムーズに働かず悪循環に陥ります。
言い換えると、みぞおちの痛みが便秘のサインであることも。

「ただ胃の調子が悪いだけ」と放置せず、便通状況や食生活を見直すことが改善の第一歩です。

2. 便秘以外に考えられるみぞおち痛の原因

みぞおちの痛みの原因は多岐にわたるため、便秘だけでなく以下の疾患が考えられます

  • 胃・十二指腸潰瘍、急性胃炎、機能性ディスペプシア、ピロリ菌感染
  • 胆石症、胆のう炎
  • 虫垂炎(初期にみぞおち痛→右下腹部へ移行)
  • 急性膵炎、心筋梗塞などの循環器疾患や血管異常収縮、食中毒

 

 「ただの便秘」と自己判断せず、何か気になる症状があれば速やかに医療機関を受診すべきです。

3. 便秘によるみぞおち痛の具体的な改善法

まずは生活習慣の見直しからスタートしましょう。

  • 食物繊維と水分をしっかり摂る:野菜・海藻・豆類などに加え、1日1.5〜2Lの水分補給がポイント。ただしサラダだけでは便が固くなるケースもあるため、バランスが重要です。
  • 規則正しい排便習慣の定着:朝食後の排便習慣化が効果的。またお腹マッサージで腸を刺激する方法も紹介されています。
  • 適度な運動とストレス対策:ウォーキングやリラクゼーションが効くほか、過敏性腸症候群へのアプローチとしても有効です。
  • 便秘薬・漢方・下剤の活用:酸化マグネシウムなどの緩下剤や漢方薬は医師・薬剤師と相談して安全に使用しましょう。

 生活改善だけで改善しない場合や痛みが強い場合は、東京新宿レナクリニックにご相談ください。定期的なサポートのもとでより快適な状態を目指します。

4. こんなときは要注意!受診を検討すべき症状

以下の症状が見られるときは、速やかな受診をおすすめします。

  • 痛みが鋭く、時間とともに悪化
  • 嘔吐や38℃以上の発熱を伴う
  • 排便後も痛みが続く、黒色便・血便
  • お腹がパンパンに張って硬い
  • 意識障害や強いだるさを感じる


これらは虫垂炎、腸閉塞、膵炎、消化管出血など重大な病気の可能性があるため、夜間・休日であっても速やかに診察を受けてください。
東京新宿RENACLINICでも必要に応じて胃カメラ・大腸カメラ・エコーなどの検査を行い、丁寧に原因を見極めます。



 

5. 東京新宿RENACLINICがすすめるセルフケア法

  • 朝の「お腹のほぐし体操」:仰向けで膝を立て、みぞおち→お腹全体をゆっくり時計回り&反時計回りにマッサージ。腸の動きをサポートします。
  • 水分+発酵食品の習慣:白湯に加え、ヨーグルト・納豆など乳酸菌・酪酸菌を含む食品の毎日摂取で腸内環境を整えます。
  • タイミングを決めたトイレ習慣:毎朝「トイレに行く時間」をルーティン化。食後・水分補給後の腸の反射を活かし、快便を促します。
  • ストレスケア:深呼吸や軽いストレッチ、趣味や散歩など、自分に合った緩和法を試しましょう。過敏性腸症候群の症状緩和にも効果的です。

 重い便秘や痛みが取れないときは無理せず、東京新宿レナクリニックで生活アドバイスと合わせた専門的な支援を受けるのがおすすめです。

 

まとめ

みぞおちの痛みがあると、「胃の問題かな?」と心配になりますが、実は便秘が原因の場合も少なくありません。

特に腸が胃を圧迫することによる上腹部の違和感や痛みは、慢性的な便秘と密接に関係しています。

しかし、痛みが強い・嘔吐・血便といった“アラームサイン”がある場合は、重大な疾患の可能性もあるため、早めの検査・受診が重要です。

 

まずは食生活・排便習慣・運動・ストレス管理という生活改善を根本から見直し、それでも痛みや便秘が続く場合は遠慮なく東京新宿RENACLINICにご相談ください。

東京新宿RENACLINICでは、専門医による検査と継続支援で、患者様それぞれに最適な治療をご提案しています。

 

 

監修医師   大柄 貴寛
国立弘前大学医学部 卒業。 青森県立中央病院がん診療センター、国立がん研究センター東病院大腸骨盤外科など、 日本屈指の高度な専門施設、クリニックで消化器内視鏡・外科手術治療を習得後、2024年東京新宿RENA CLINIC開院。

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